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2012年2月3日金曜日

CD29 コジェナー、マルコン、ヴェニス・バロック管弦楽団/ヘンデル:アリア集

ベニスバロックオーケストラとの素晴らしい録音である!

CD28もそうだが、CDのデータにノイズが載っている、非常に残念だが
オケの演奏も非常に素晴らしいし
コジェナーの感情表現が非常に素晴らしいとともに個性的な声でもある。

歌の感情表現は、日本のシャンソン歌手のように
語るように歌い、言葉が解らなくても
どのような事を言いたいのかを何となく解る歌い方だ。

オケの演奏も、かりに歌がなかったとしても
オケだけでも素晴らしい作品としてなりたつ素晴らしい演奏で
優雅な響きにして繊細さと大胆さがあり
同時代のバッハの曲と比較すれば
バッハが石造りの城だとすると
このCDの雰囲気は
宮殿のキラビやかな部屋と言った感じだ。

バロック時代の曲は色々な雰囲気の曲が多くて
面白い時代だったんだな、と感じる1枚である。

次回。CD30、クーベリック&ベルリンフィル/ドヴォルザーク、8番・9番「新世界より」