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2011年12月27日火曜日

CD21 ムジカ・アンティクワ・ケルン/バッヘルベル:カノン、その他


CDを再生した瞬間、あまりのサウンドのクリアーさに驚いた!

まるで、朝露が残るオレンジを
もぎ取った瞬間に口に入れたかのような
みずみずしいサウンドだ!

収録曲は
バッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調
ヘンデル:トリオソナタOp5-4
ヴィヴァルディ:トリオソナタ第12番 ニ長調RV63
JSバッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調

バッヘルベルは、ドイツ・バロックのオルガン音楽の発展のうえで
バッハの先人として重要な人物。

ヘンデルは、バッハと並ぶ大音楽家。
バッハの教会音楽が多いのに対して
ヘンデルは劇場、公開演奏会の曲が多い。

ヴィヴァルディは、バッハに影響を与えた人物。

そう考えてみると
このCDは、バッハを中心としてのバロック時代の
音楽状況が1枚のCDでザックリと知る事ができる
資料的にも大変に素晴らしい内容だ。

そして、軽快なテンポとアタックを聴かせた演奏で
現在のバロック音楽演奏によくある「だるさ」が微塵もなく
CD全部を最初から最後まで一気に聴かせてしまう
演奏、音響ともに爽やかな音楽だ。

今まで、バロック時代の曲、とくにバッハの曲は
あまり感銘を受けなかったが
このCDのおかげで、バロック時代の曲を
もっと聴いてみたくなった1枚である!

初めてバロック時代の曲を聴く人に
絶対におすすめの1枚である!
大変に素晴らしい演奏!!

次回、CD22、グリモー&サロネン/クレド




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