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2012年2月20日月曜日

CD30 クーベリック&ベルリンフィル/ドヴォルザーク、8番・9番「新世界より」

感情豊かで、非常に繊細かつ大胆な演奏である。

8番は初めて聴いたが、各楽章とも非常に素晴らしい曲を
非常に素晴らしいクーベリック&ベルリンフィルの演奏が
曲想を感情豊かに奏でている。
メロディーが日本人の感性にストレートに入ってくるようだ。

9番「新世界より」
2楽章、4楽章の有名なメロディーは当然すばらしい。
それ意外の楽章は今回初めて聴いたが
アメリカの荒野を馬に乗って駆け抜けてゆくかのような
壮大な楽想だ!

このCDの演奏は、ダイナミクスの幅が非常に大きく
繊細な部分はガラス細工のように
大胆な部分は爆弾が爆発したように
メリハリがハッキりしていてい
あたかもオーケストラが語っているような演奏だ。

古典派の楽想に、ロマン派のフレーバーを振りかけたような
個人的に好みの曲だ。

ドヴォルザークの他の曲も聴いてみたくなる1枚である。
また、他の指揮者やオケも聴いてみたい!

次回、CD31、ラン・ラン、バレンボイム&シカゴ響/チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ピアノ協奏曲


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