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2011年12月7日水曜日

CD14 フルニエ/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲、1〜3

無伴奏チェロ組曲とは、どのような音楽か?と
このボックスセットを買った時から非常に興味があったCDだ。
基本的に単音で旋律を奏でるチェロだけで
組曲が成り立つのか?と。

そのように思いながら、CDを鳴らしてみた。

見事にチェロ1本だけで美しい旋律を奏でている!
そして、時々和音を入れながら
伴奏があるかのように
コード進行感を感じる旋律である。
さすが!バッハ!

曲を聴き進めてゆくと
だんだんチェロの技術的が必要なのではないか
と思うようなフレーズが出てくる。
そのような演奏でもフルニエの演奏は
常に「心」を感じる。

サウンドは抑えめの残響音で
チェロのボディーの大きさを感じられるような
ふくよかで、なおかつハッキリした高音質だ!

さらに聴き進めてゆくと
まるで、弦楽四重奏を聴いているかのような
非常に広がりのある演奏になってゆく。

私は、作曲をする際に
曲中にギターソロを入れるのだが
ギターソロのフレーズを考える時
単音のフレーズでも伴奏のコードを感じるような
フレーズ作りを心がけているが
このCDで、楽器のソロのフレーズのセンスを学んだ。

そして、かなわぬ夢なのだが
このCDを、いつか暖炉のある部屋の
木製の大きなイスに座り
パイプでタバコを吸いながら
聴きたいものだ!

次回、CD14、フルニエ/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲、4〜6

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