ページビューの合計

2011年11月9日水曜日

音楽感想家による、グラモフォン111・赤箱の個人的な感想

私の名は「きょせん」。

最近買った、大きな黒ブチの眼鏡をかけている私の顔を妻が見て
冷やかしで名付けられたニックネームだ。

私は、駆け出しの「音楽・感想家」である。
評論家ではない。
なので、何かを比べて、良い、悪いを言う事なない。

そして、私は、アマチュアのミュージシャンでもある。
作詞、作曲をし、コンテストやオーディションにチャレンジしている。
さらに、ボーカル、コーラス、ギター、ベース、ドラム、マラカス、カホンを演奏できる。


さて、「音楽・感想家」とは何か?

私が勝手に定義づけた、その肩書きの内容とは
目の前にある、その音楽について
なるべく先入観や、他人の意見に左右されずに
自分の、心に、素直に、感想を語るのである。

絶対に「語る」のである!

これが案外難しい!
まったく興味がもてない曲、嫌いなアーティスト、理解できない音楽などもある。
しかし!こちらから、その音楽に歩み寄って
必ず、何か良い所を発掘し、感想を絶対に書くのである!
それが「音楽・感想家」なのだ!


ここに、一つのCDのボックスセットが、ある。
ドイツ・グラモフォン社の111周年記念で発売されたボックスセット。
通称、赤箱と言われているボックスセットである。
このCDボックスセットには、55枚のCDが納められている。

このボックスセットのCDを、一枚目から聴き始めたのだが
これが、大変に音質が良い!
さらに紙ジャケでレコードのようなのだ!

このボックスセットに選ばれた55枚のアルバムが
ネットのレビューで、物凄く好評だったので、意を決して入手したのだ!
(現在、プレミアがつき、高額なのだが、たまたまネットオークションで
数千円で出品されているのを発見し、めでたく購入できた!妻には怒られた!)


クラシックに興味を持ってから
ガイド本で紹介されているCDを色々と聞こうとしたが
なんせ、金銭的な余裕がなくて・・・
考えたあげく、ベートーベンの作品のみを聴こうと思い、現在まできた。
しかし!このボックスセットのおかげで、念願かなって
ベートーベン以外の作品を聴くきっかけが訪れたのだ!

このボックスセットの内容を、HMVのホームページで
CD一枚づつの簡単な説明がある。
非常に参考になるので必見だ。

それを参考に聴きはじめたが
熱烈に、もっと作曲家と曲の事を知りたい!と思い
神保環一郎著「クラシック音楽鑑賞辞典」なる本も入手。

この本、文庫本サイズで、なんと1003ページ!
コンパクトだが、国語辞典なみの厚さ!
持っているだけで、クラシック通になったような錯覚を覚える。

記載内容は若干古いのだが
作曲家、作品を簡潔に解説してあり
クラシック初心者の私にとっては、大変にありがたーい本である。
まるで、クラシック鑑賞のアドバイザーが、いつも隣にいるよう心強さだ!
ボックスセット55作品を聴くのに、凄く役立ち、必需品だ。
まず、この本を開かない日は無い!
おすすめの一冊である!

このブログでは
グラモフォン111周年記念ボックスセット・赤箱を
一枚目のCDから順番に、作品を聞いた感想を書いてゆきたいと思う。

ただ聴くだけでも、かなりのボリュームだが
感想を書くのは、さらに大変な事になるだろう。

まるで、崖を素手で、一歩、一歩、登るように
一枚、一枚、心して聴いてゆきたいと思う。

そして、このブログを読む読者が
あたかも、自分もCDを聴いたような気になってしまうような
体感的な感想を書いてゆきたい。

このブログを書く事により
音楽の素晴らしさを共有し
言葉でもって、人生で初めてクラシック作品を聴いた時の感動を
読者の方々と追体験をしてゆきたい。

次回は、グラモフォン111赤箱のCD1、アバド&ウィーンフィル/ハンガリー舞曲集

0 件のコメント:

コメントを投稿